2014-06-11

PEZ浅田弘幸個展終了御礼



『PEZ』出版記念浅田弘幸さんのパラボリカ・ビスでの個展、サイン会、トークショウ、終了しました。沢山の方のご来場があり、何度も足を運んでいただき、本当にありがとうございました。ギャラリーに来るのは初めてと言って遠方からも駆けつけてくださった方もいらっしゃいました。みなさんに沢山メッセージやお手紙をいただきましたが、作品との思い出を振り返りながら原画に感動してくださっているノートのメントを読みながら、色々思い返しこちらも涙が込み上げてきました。浅田さんにはジュンク堂書店さんから引き続いてサイン会には全てのお客様にイラストを入れていただきました。2回目の方には微妙に変えてくださったり。更に最終日には前日の身体ボロボロ状態と思われる中、ご家族で会場に足を運んでいただき原画にも色鉛筆で丁寧にサインをしてくださいました。月親父が全てに入ってますよ〜。

詳しくは浅田さんのブログでも書かれてますが、
サイン会、浅田弘幸&上條淳士田島昭宇トークショウの当日は長蛇の列で、お足下悪い中、サイン会もトークショウも押し押しの中、ヤバいスゴい作家さんたちや大変お世話になった関係者の方々に多数ご来場いただいました。遅くなりましたが改めて、ありがとうございました。支えてくださった全ての皆様に御礼申し上げます。まともにご挨拶やお話できぬままになってしまった皆様、大変申し訳ございませんでしたが足を運んでくださり本当にありがとうございました。当日は感動して震えているファンのみなさんを見ながらこちらも緊張感が高まりました。トークショウは会場に入れないほどたくさんの人で溢れていて、ゆるすぎる司会をしながらキラキラ嬉しそうなみなさんの笑顔を見ているとこちらも嬉しくなって、暖かくこちらを見守ってくださっているその雰囲気に包まれました。ビールを飲みながらのトークでいいっすよ!と田島さんとの約束通りの乾杯から始まったトークは、なんて贅沢で素敵な時間なんだろうとちょっと冷静になると頭ぶっとびそうでした。上條先生が終始優しくリードしてくださって、相変わらずの絶妙なるダンディーな間合いにクラクラ。デビュー当時のことや出会いについてなどファンの方は知ってるようで実は知らなかったようなこともあえて質問してみたり、意外なことも色々うかがえて楽しい時間でした。サイン会の前からすでに怪しい煙草集団が窓の外、眼下にたむろしているのが見えて、浅田さんの息子さんにも恐れられる風貌の弊社「快楽天」の編集長、パツ金&ピンクTシャツの小林治さんとめっちゃ売れたPEZグッズのデザインをしてくださった河村康輔さんを発見して妙な安心感を覚えながらも、この事態にただ事ではないのをビシビシ感じてましたが、トークショウは上條さんから村田蓮爾さんに質問とか、兼処敬士さんと来てくださったマンガ大賞受賞されたばかりの三部けいさんから浅田さんに質問とか、それを近くで聞いている片岡人生さん近藤一馬さんとか、ご親戚の結婚式の日にスーツ姿で駆けつけてくれた三輪士郎さんとか!何じゃコレの信じられない濃密な空間!!。装丁していただいたミルキィさんには超絶お忙しい中会場設営までしていただき、『夜想』編集長の今野オーナーには校了前なのに夜中まで貴重なお話を沢山していただきました。この日は近くの鳥越神社が祭りだったんですが、こっちの祭りの方が熱い!って思ってました。実は緊張しすぎてお腹痛くなってた私。でもたぶん私だけではなかったんでしょうね。
 
ツイッターでも上げましたが、これは田島さんが持っていこうか!とツイッターでつぶやいていたので持って来て欲しいとお願いしご持参いただいた浅田さんが描いたテガミバチのクレヨン画。田島さんの息子さんに描いてあげたものなんだけど、かわいい〜。親父が凄腕作家って羨ましいですよね。最終日まで展示させていただきました。

こうして祭りは終わってしまいましたが、設営から撤収まで会期中沢山の作家さんのイベントが連動している中、多大なお力を注いでくださったパラボリカ・ビスのスタッフの皆様にこの場をお借り感謝申し上げます。
貴重な原画の貸し出しにご協力いただき会場にも足を運んでくださった集英社の皆様、季刊エスの天野様、谷川さんの帯のことでご尽力いただいたナナロク社の川口様、この本の製作期間中もイベント中も力を注いでくださった浅田さんのアシスタントのみなさん、改めて厚く御礼申し上げます。

『PEZ』という本はあのお話自体も浅田さんの作品の美しさも出会った時からどうにかして形にしたいと夢見て、半ば強引に本に出来ますよ!とお話したところから、浅田さんの中で、絵本のイメージ→箱のイメージ→いろいろ詰まったおもちゃ箱、というイメージに膨らんでいき、ミルキィさんに実現していただいた宝物のような本です。もう出会ってくださった方にもこれから出会う方にもそれぞれの人に特別な1つになりますことを改めて心より願っています。
出版イベント東京編、本当に沢山の皆様の愛をありがとうございました。
京都ツアーでもまたお会いできますよう、また、他の企画も今後計画出来るようよろしくお願い申し上げます!

アニメイト京都 http://www.animate.co.jp/event/event_w20140705pez/
京都恵文社バンビオ店 http://keibunshabambio.hatenablog.jp/category/イベント