2013-09-04

『エロ写植』文字で感じるエロ漫画の歴史!




様々なジャンルのコミックの表紙などの装丁を手掛けているarcoincのデザイナー、楠目智宏さんが、弊社の編集部で、ん十年前から使われている写植スクラップを元に、エロ写植本を製作、今年の夏コミで個人同人販売したそう同人&商業でエロ漫画を描こうと思っている人に、写植を知る人にも知らぬ人にも持っていて欲しい1冊になってます。
私にも学生の頃、短期の写植屋のバイトをしたことがありまして、そこのイケメン上司に渡された写植が、「モーターサイクリスト」かなんかとまぎれて、エロいセリフやアオリも入っていて、それはもしかしたらワニの本だったかもしれないのですが、冷静な顔を装い、カッターで切りながら恥ずかしさとなんか妙な罪悪感を感じながらひたすら切っていたのを思い出します。
写植の書体にしかない書体はもちろん、ちょとした微調整の文字間隔とかも写植だからこそできるアソビみたいなものがあって、それが漫画に絶妙な空気を作っていることがこの1冊で記録として刻まれてくれた気がします。膨大な資料をまとめてくださった楠目さんに感謝です!通販もしているそうなので、ぜひ気になる方はお手元に!
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